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デザインセンスが自然に磨かれる4つの習慣とは。

デザインはセンスだから今更どうにもならないという話はよく聞きます。しかし、そんなことはありません。センスは磨けるものだからです。デザインセンスが自然に磨かれていく方法とはなんですか?

結論から言うと──
デザインセンスは「観察 × 分解 × 再現 × 失敗」を繰り返せば、必ず磨かれます。
生まれつきではなく「育てるもの」です。

以下は、特に“自然に”“無理なく”センスが積み上がっていく実践方法です。

デザインセンスが自然に磨かれる4つの習慣

① 観察:良いデザインに毎日触れる(量が質をつくる)

どうやる?

  • SNSで「デザイン」「UI」「広告」「パッケージ」を保存しておく
  • Pinterest / Instagram / Behance / Canvaテンプレを毎日10秒眺める
  • 街中の看板・商品棚・広告を“意識して”見てみる

なぜ効く?

脳が「良いバランス」「良い色」「良い余白」を勝手に学習し、
自分の中に“感覚の基準”ができるから。


② 分解:良いデザインを“理屈で”見てみる

「なんとなくオシャレ」から卒業するコツです。

分解すると見えてくるもの

  • 余白の取り方(上下どちらが広い?均等?)
  • 色数(多くても3色?コントラストは?)
  • フォントの組み合わせ(太い×細い?縦横の比率は?)
  • 配置(中心?左右非対称?)

これを意識するだけで“デザイナーの目”になります。


③ 再現:完全コピーしてみる(最速で伸びる)

プロのデザインをそっくりそのまま再現してみると…

  • どこにどれだけ余白が必要なのか
  • 言葉の長さでレイアウトがどう変わるか
  • 色のバランスがどれほど大事か
    が体感でわかります。

※商用利用はNGですが、学習目的の模写は効果絶大。


④ 小さくつくって、たくさん失敗する

いきなり“完璧な1枚”を作るより、
5〜10分で粗いものを何個も作ったほうが圧倒的に伸びます。

  • 同じテーマで3パターンつくる
  • 同じ文言を縦配置・横配置で試す
  • 色を変えて比較してみる

比較できると、自分で「この方が良い」と判断する力=センスが育ちます。


◆ 【結論】センスは「環境」と「習慣」で勝手に伸びる

デザインセンスは

  • 良いものに触れる
  • 分解する
  • 真似する
  • 小さくたくさん試す
    この繰り返しで、気づいたら向上しています。

才能ではなく“習慣”で育つスキルです。

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