クッキー（Cookie）とは、ウェブサイト（ホームページ）がユーザーのデバイス（パソコンやスマートフォン）に保存する小さなデータファイルのことです。これにより、ユーザーの訪問履歴や設定情報を記録し、次回の訪問時に快適な閲覧体験を提供できます。
クッキー(Cookie)とは？
クッキーの主な用途
- ログイン状態の維持
- サイトにログインすると、その情報をクッキーに保存し、次回訪問時に自動でログインできるようにする。
- サイトのカスタマイズ
- ユーザーが選んだ言語やテーマ設定などを記録し、次回訪問時に同じ設定で表示する。
- ショッピングカートの管理
- ECサイトでは、カートに入れた商品情報を保存し、ページを移動しても中身が消えないようにする。
- アクセス解析と広告の最適化
- ユーザーの行動を分析し、興味に合った広告を表示する。
クッキーの種類
- ファーストパーティークッキー（First-Party Cookie）
- 訪問しているサイト自身が作成するクッキー。
- 例: 「example.com」にアクセスし、そのサイトが発行するクッキー。
- サードパーティークッキー（Third-Party Cookie）
- 広告会社など、訪問サイト以外のドメインが発行するクッキー。
- 例: 「example.com」にアクセスした際に、広告提供元「adnetwork.com」が発行するクッキー。
クッキーとプライバシー
近年、個人情報保護の観点からクッキーの利用が制限されつつあります。特にサードパーティークッキーはプライバシーの懸念が大きく、Google Chromeをはじめとするブラウザは段階的に廃止を進めています。
クッキーの管理方法
- ブラウザの設定で削除・ブロック可能
- プライベートモード（シークレットモード）を使用
- サイトごとに許可・拒否を設定
クッキーは便利な技術ですが、個人情報の管理にも注意が必要です！
