テレワーク

急な在宅業務に、テレワークが役立つ、チャットツールの紹介

世界的に新型コロナウイルスの影響で経済が大変なことになっています。急な在宅業務に在宅TV会議に便利!人気のビデオチャットサービスを無料から有料プランまで徹底比較。

そこでもっと利用したいのが、インターネットの「ビデオチャットサービス」です。

ビデオチャットとは?

ビデオチャットは、PCやスマホを使い、離れた場所にいる社員同士がテレビ電話のように顔を見ながら会話できるサービスです。多くのユーザーが支持する代表的なものとして「Skype」は有名ですね。また複数人で会話できるサービスも多く、参加者が一箇所に集まるための移動時間やコストをかけることなく会議を開くことができます。以前はビデオ会議といえば専門的な機材が使われていましたが、最近のノートPCやスマホにはカメラもマイクも内蔵されているので追加機材は不要。自宅や外出先のカフェなどでも会議に参加できるのが魅力です。

では、最近の仕事環境でよく利用されている代表的なビデオチャットサービスを3例紹介していきましょう。

「Googleハングアウト」

無料版参加人数:最大10人
有料版参加人数:最大50人(【Basic】600円/月、【Business】1200円/月、【Enterprise】3000円/月)
公式サイト:http://hangouts.google.com/

Gmailアカウントでログインし、「ハングアウト」をクリックしたあとで相手のGmailアカウントのメールアドレスを入力して招待し、会議を開く。

Googleハングアウトはその名のとおり、Googleの提供するビデオチャットサービス。最大10人と同時にビデオ通話することができます。また、ほかのGoogleのサービスとの連携機能にも優れており、Googleカレンダーにハングアウトを使った会議の予定を事前登録しておき、当日自身と参加者にハングアウトへのログインすることを促したり、会議中にGoogleマップの位置情報を共有したりすることができます。

なおハングアウトMeetと呼ばれる有料プランに登録すれば、Googleドライブ上に専用のディスクスペースを作成して会議の参加者同士でデータを共有することで、Googleドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーションなどの資料ファイルを会議中に作成することができます。録画した会議を共有したり、映像版議事録として会議の内容を記録・公開したり、多くの人に観てもらいたいセミナー・レクチャー用動画を作成したりするのに便利に使えるでしょう。

ビデオチャットの新鋭「Zoom」

無料版参加人数:最大100人(グループミーティングは40分まで、1対1での通話なら無制限)
有料版参加人数:最大500人(時間無制限)【プロ・100人】2,000円/月、【ビジネス・300人】2,700円/月、【企業・500人】2,700円/月
公式サイト:https://www.zoom.us/

今、最も話題を集めているビデオチャットが、このZoomです。会議の発起人となるユーザーさえ専用アプリをインストールしておけば、全員がアカウント登録の必要なくWebブラウザを通じて無料で40分間ビデオ会議が開けます。

Zoomでスマホを使って会議に参加。右下のワイプ画面をタップすることで、相手側と自分側の映像の大小を切り替え表示できる。

また各種有料プランには「プロ」「ビジネス」「企業」というコースがあり、「企業」コースは、時間無制限で最大500人での会議が可能になり、その内容をクラウド上に録画・録音しておくことなどができるようになります。

そのほか会議参加者のうち誰かのパソコンやスマートフォンの画面を共有する機能や、参加者の誰もがリアルタイムで図や文字を書き込み可能なホワイトボード機能も搭載。PowerPointで制作したプレゼンシートを会議参加者全員で閲覧したり、スマートフォンの操作法を実際の画面を交えつつ解説したりすることができます。会議の開催時間と参加ユーザーを登録しておいて、定刻にオンラインで会議を開く機能も搭載されています。会議中の映像は、PCやスマホに録画・録音できます。さらにスマートフォン版アプリなら、DropboxやGoogleドライブ上に保存しているデータを会議参加者と共有することも可能です。

会議の参加方法はいたって簡単。主催者はアプリをインストールし、参加してほしいユーザーのメールアドレスを指定するだけ。そのアドレス宛に招待メールが自動送信され、参加者はメール中のURLをクリックすれば自動的にビデオ通話の準備が行われます。それぞれのユーザーがどういう環境で会議に参加しているかをサービス側が自動判定して最適な状態にセッティングしてくれるため、マイクやスピーカー、イヤホンを調整する必要もありません。

ビデオチャットの新鋭「Zoom」はアカウント要らずが魅力

ビジネスシーンの新サービス「Slack」

無料版参加人数:【フリー】0円一対一のみ
有料版参加人数:【スタンダード】960円/月 最大15人
        【プラス】1800円/月)最大15人
公式サイト:https://slack.com/intl/ja-jp/

Slackでは気軽なチャット形式でのコミュニケーションが、グループおよびダイレクト(個別ユーザー同士)に行え、無料版では1対1のビデオ通話が使える。

ビデオ通話のことを「Slackコール」と呼ぶ。通話したい相手のユーザー画面を表示して「Slackコール」から通話開始。

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